一枚一枚がつぶつぶと点在しているように見えることである。
つぶつぶつぶ…
②彼の脱皮期間は便秘で始まる。
それまで食って出しての規則正しい日々を送っていた彼が、
ある日突然ぱったりと排泄を止めると合図である。
同時になんとなくテンションも下がっているように思える。
日がな一日シェルターに引きこもりがち。
右上から伸びてきてるのがシッポである
付け根が膨らんでいるのは糞が溜まっているせい
③数日後には体と目が白っぽく濁りだす。
こうなるとマリーは頑として動きたがらない(多分、ほとんど目が見えていない)。
白茶けた色に変色しながら、
シェルターの中でとぐろを巻いてじっと動かず、
寝てるとも起きてるとも死んでるともつかない顔で虚空を睨んでいるその様子は、
飼い主の心臓になかなかの負担をかけてくれる。
白マリー。
|彡サッ
④また数日後、白色が引いてくると今度は黒ずんでくる。
鱗の間が広がり、顔の鱗も含めた全てがきっちり縁取りされたように見える。
この頃になると皮膚の質感も変わっている。
見た目にもカサつきがわかるようなみすぼらしい状態であり、手触りもゴワゴワしている。
いかにも古い皮を纏っているという感じ。
この状態のままもう数日様子を見るようだ
これはこれで美しい色かもしれない。ワインレッドというか
くっきりと縁取られた頭の鱗
黒い頭もイカスね
⑤マリーの場合、どういうわけか必ず深夜だ。
未だにその瞬間を見せてくれたことがない。
いつだって朝、目覚めると脱いでいる。
そして間違いなく脱糞もしてスッキリした顔になっている
くるくる獲ったどー
脱ぎたての色と艶は脱皮前とは雲泥の差。
伸びきって浮いていた鱗の間の皮膚はぴったり閉じて、
全身がマットな明るい赤一色になる。
濡れたような艶を帯び、鱗の一枚一枚がきらきら輝く。
手触りも大違いで、まさに出来立ての皮膚に触っているという感じ。
最近は『生キャラメル』だの『生ラムネ』だの、何でも生、生が流行っているが
この『生』という表現が一番しっくりくるような気がする。生ヘビ。
脱ぎたてはオレンジっぽい
数日経つと赤くなる
ヘビの色は体内サイクルに基づいて結構変わる。最近の発見。









